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ドリームキャスト
ドリームキャストの説明です。
Update 2006/12/16
データ
発売日 1998年11月27日
メーカー セガ
正式名称 ドリームキャスト
対応メディア GD-ROM(最高12倍速)容量:約1GB
種別 据え置き
価格 29,800円
出荷台数 280万台,海外820万台
タイトル本数 497本
スペック
CPU 128bit(32bit×4) SH-4 グラフィックス・エンジン内蔵RISC CPU (動作周波数 200MHz 360MIPS)
音源 YAMAHA スーパー・インテリジェント・サウンド・プロセッサ
32bit RISC CPU 内蔵(64チャンネルPCM/ADPCM)
ビデオチップ Power VR2
RAM 16MB
ビデオRAM 8MB
解像度  
同時発色数 1677万色
浮動小数点演算性能 1.4GFLOPS
実力表示性能 300万ポリゴン/sec. 以上
画像処理機能 Bump Mapping(パンプ・マッピング) 凹凸の生成
Fog(フォグ) 霧効果
Alpha-Blending(アルファ−ブレンディング) 半透明効果
Mip Mapping(ミップ・マッピング) ポリゴンとの距離に合わせたテクスチャの自動切り替え
Tri-Linear Filtering(トライ−リニア・フィルタリング) バイ−リニア・フィルタリングの並行処理結果を加重平均してテクスチャとして使用
Anti Aliasing(アンチ・エイリアシング) 輪郭に生ずる「ギザギザ」を滑らかに処理するフィルタ機能
Environment Mapping(環境マッピング) 周囲の環境が映ったテクスチャーをオブジェクトに貼り込む機能
Specular Effect(反射光エフェクト) オブジェクトに光沢を施す機能
特徴 モデム 33.6Kbps標準装備(リムーバブル方式)
サイズ 190×195.8×75.5mm
重量 約1.5kg
消費電力 約22W
 
説明

1998年にセガが発売した据え置きゲーム機です。

本体は白色で、横置きのほぼ正方形をしており、比較的小型に仕上がっています。

PS2、GC、XBOXなどの世代より若干早く登場したため、同世代というよりは半世代前の性能になっています。

ゲーム機としては初のモデムを標準搭載しましたが、いかんせん時代が早すぎました。
当時はネットワークプレイというもの自体が浸透していなく、ネットワークプレイの面白さを知っている人が多くありませんでした。
あまり時代を先取りしすぎても成功しないことを学びました。

ドリームキャスト発売時は、プレイステーションが圧倒的に強く、数年後にプレイステーション2が控えおり、また、発売初期のビデオチップ不足による品不足など、悪条件が重なり、大ヒットしませんでした。

売り方にも問題があったと思います。
今までのセガを否定する自虐的CM、略しにくい名前、プレイステーションの模倣など今考えてもいまいちな戦略ばかりです。
特に自虐的CMはひどいです。
ドリームキャスト登場前から「セガは負け組み」見たいなCMを見れば誰でも買う気がしません。ジョークがジョークになっていない典型な例です。

ちなみにドリームキャストの名付け親はあの飯野賢治さんです。
プレイステーションにサラリーマン金太郎の真似をしてけんかを売ってしまった人です。

ハード的な特徴は、コントローラにゲームのデータやミニゲームを記憶することが出来る「ビジュアルメモリ」という端末を取り付けることが可能でした。

ドリームキャストとビジュアルメモリが連携したソフトも登場しました。
が、ボタン電池を2個使用する上に電池の消耗が早く、電池切れになるとドリームキャスト起動時に毎回「ピー」と大音量で鳴るという、起動したくなくなる仕様でした。

動作音も、ドライブのシーク音が非常に大きく、ゲームをやっていても「ジー」という音が非常に気になります。私最初は壊れているんじゃないかと思いました。
XBOXがうるさいという人がいますが、ドリームキャストに比べたらとても静かです。

という事で私的には何もかもが非常に惜しいハードです。
ですが「ジェットセットラジオ」で元は取ったので良しとします。


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