プレイステーション3
プレイステーション3の説明です。
Update 2007/1/10
データ
発売日 2006年11月11日
メーカー SCE
正式名称 プレイステーション3
対応メディア BD-ROM(2倍速)、DVD-ROM(8倍速)、CD-ROM(24倍速)
種別 据え置き
価格 49,980円(20Gモデル)・オープンプライス(60Gモデル・実売59,800円)
出荷台数  
タイトル本数  
スペック
CPU Cell Broadband Engine 3.2GHz
音源 Dolby Digital 5.1ch,DTS 5.1ch,リニアPCM 7.1ch,AAC他
ビデオチップ RSX(Reality Synthesizer) 550MHz GeForce7800GTXベース
RAM 256MB XDR DRAM
ビデオRAM 256MB GDDR3
解像度 1920×1080
同時発色数 1677万色
浮動小数点演算性能 218GFLOPS(CPU)
1.8TFLOPS(GPU)
実力表示性能  
画像処理機能  
特徴 Wi-Fi(ワイヤレスLAN)
IEEE 802.11b/g(60GBモデルのみ標準装備、オプション追加可能)
Bluetooth:Bluetooth 2.0 (EDR)
サイズ 約5kg
重量 325×98×274 mm
消費電力 最大約380 W
 
説明

2006年にSCEが発売した据え置きゲーム機で、大ヒットしたプレイステーション2の後継にあたります。

本体は黒色で、曲線を使用した長方形をしており、横置き、縦置きどちらも可能となっています。また、サイズも非常に大きく、大きすぎると批判されたXbox以上に大型になっており、重量はなんと5Kgです。購入して持ち帰るだけで一苦労です。(笑)

初代、2代目ともにライバル大きく引き離し、その勢いでPS3も波に乗りたかったのですが、2007年1月現在、値段の高さ、ソフト不足等によりWiiに後れを取っています。

PS2の時はDVD需要が高まりつつある中での発売でしたので、DVD需要の波にも乗り売り上げを伸ばしたのですが、今回のBlu-ray Discは、一般人は殆ど必要としていない中での搭載ですので、Blu-ray需要も殆どなくパーツ単価の高いBlu-rayが逆に足を引っ張る形になっています。

ソニーとしてはどうしても、HDDVD vs Blu-rayで勝利する必要があるため目玉のPS3から省略するという選択が出来なかったSCEの立場を考えると、ソニーの運命まで背負わされているようで可愛そうになります。

また、振動コントローラ訴訟の問題で振動機能を取り外さなければいけなくなったのも地味に痛手だと思います。
振動コントローラは既に一般ユーザーに常識として認知されていますし、振動がなくなると魅力半減するタイトルも多数存在します。
「ワンダと巨像」は個人的に非常に好きなタイトルなのですが、ラスボスでの強烈な振動が無くなると思うと魅力半減です。
やはり、和解費用を支払ってでも振動機能は残しておくべきだったと思います。

PS3はソニーの要望、命運を一手に担ったがゆえに身動きが取りづらくなったハードですが、「ものすごい画像を見せてやる!」という心意気は間違ってはいないと思います。

将来的には画像の進化は必須ですし、海外でXbox360が売れていることを考えると当然海外のゲームは画質向上していくわけです。
現状日本は「画質は必要ない」ような風潮がユーザー、メーカーともに流れていますが、数年後海外のゲームとクオリティに差が出来ないか心配な面もあります。

もう少しPS3が画質一辺倒でなくて色々なバランスを考慮することが出来たなら、もう少し低価格でユーザーも受け入れやすいハードになったのに非常に残念です。

このまま埋もれるには惜しいハードですので、今までのようなふんぞり返って「仕様だ!」とか「PS3時代を宣言します」などえらそうなことを言うのではなくユーザーの意見を聞くようにし、なんとか欠点を改善してほしいです。


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